大腸メラノーシス

大腸メラノーシス

大腸メラノーシスは下剤を長期にわたって使用することで、大腸が真っ黒になってしまうものです。

 

便秘の症状があまりに苦しいと下剤を使用する方もいるでしょう。
下剤には刺激の強い俊下剤と、緩やかな緩下剤とがあります。
病院で処方される下剤や市販の下剤のほとんどは緩下剤です。

 

大腸メラノーシスを引き起こすのはアロエ、センナ、大黄といった成分で、緩下剤にもこれらの成分が含まれています。

 

これらの成分はいずれも自然の生薬なので副作用がなく、安全といわれています。

 

しかし実際には、これらの成分には腹痛や習慣性といった副作用があります。
これらの下剤の刺激が大腸の粘膜組織にダメージを与え、粘膜が黒くなってしまうのです。

 

大腸メラノーシスには、これといった自覚症状がありません。
このため副作用とは気づかれづらいのですが、大腸の神経機能を低下させるため、便秘がさらに悪化することがあります。

 

長期間、下剤を摂取しつづけていると、下剤が効かなくなってしまうことがありますが、これは大腸メラノーシスのために、大腸の神経機能が正常に働かなくなってしまっている可能性があります。

 

 

下剤の使用をやめれば、約半年から一年間ほどで黒い色素は消えて綺麗な腸の色に戻ります。
しかし根本的な問題はそもそも下剤を常用し、依存してしまうことです。

 

下剤や便秘薬はもともと緊急的な処置のための薬剤として開発されたもので、便秘を治療するものではありません。
便秘を治すためには食生活や生活習慣を改善しなければなりません。
それを怠って安易に下剤に頼ると発症する病気が、大腸メラノーシスなのです。

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