病気〜よくある便秘の原因を解説〜

病気〜よくある便秘の原因を解説〜

ある種の病気にかかると腸にトラブルが起こり、便秘になることがあります。

 

大腸が癒着してしまったり狭くなってしまう病気

これには大腸ポリープや大腸ガン、子宮内膜症などがあります。大腸ポリープや大腸ガンは大腸の粘膜にできる腫瘍です。小さいうちは自覚症状がほとんどありませんが、肛門からの出血や、便に血や粘液が見られます。ストレス性の便秘と同様に、便秘と下痢を交互に繰り返し、腹痛や体重の減少も見られます。
子宮内膜症による便秘は、子宮内膜が腸管に広がり、そこで生理のような出血を繰り返し、血液やはがれた組織が腸管に癒着するものです。

 

腸の周囲の臓器の腫瘍などにより圧迫を受ける病気

これには子宮筋腫や卵巣のう腫が考えられます。30〜40代の女性の25%が子宮筋腫だと言われていますが、原因はよく分かっていません。腫瘍としては良性のもので、子宮筋の筋繊維が増えてできたものがほとんどですが、自覚症状がなく、筋腫が大きくなると腸を圧迫して便秘になりやすくなります。
卵巣のう腫は卵巣内にできる良性の腫瘍で、やはり大きくなると腸を圧迫します。

 

腸が炎症を起こしてしまう病気

これには潰瘍性大腸炎、大腸憩室症、クローン病などがあります。潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に炎症が起こり、潰瘍などができてしまう病気です。症状としては血や粘液、あるいはウミの混じった便が排出されます。発熱や体重の減少なども起こります。
大腸憩室症は大腸の一部に憩室と呼ばれる小さな袋状の突起ができ、そこに腸の内容物が滞留してしまう病気です。血便や腹痛が起き、放っておくと破裂して腹膜炎を起こすこともあります。
クローン病は消化管に潰瘍ができ、その部分が硬化して腸が細くなったり、腸の周囲にウミが溜まる炎症性の病気です。症状は腹痛や血便、発熱、体重の減少、貧血などです。

 

この他、甲状腺機能低下症、糖尿病、膠原病、胃酸過多、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、うつ病なども便秘の原因となることがあります。

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