弛緩性便秘とは?症状と主な原因について

弛緩性便秘とは?症状と主な原因について

弛緩性便秘とは筋肉が衰えたことで腸の運動が鈍くなり、その結果として起こった便秘のことです。
筋肉の衰えは運動不足や加齢、無理なダイエットなどにより起こります。
高齢者の多い日本では、この弛緩性便秘は便秘のなかで最も多い症例となっています。

 

排便は腹部の筋力が腸内の便を押し出すことで行われます。
このため腹部の筋力が衰えてしまうと便を押し出すことができなくなり、すっきりと排便ができなくなります。
筋力が落ちると腸の働きも鈍くなります。
便は腸内に長くとどまるほど硬くなるので、さらに便秘を悪化させます。

 

また、偏った食事や無理な食事制限によるダイエットでは、筋力の衰えに加えて腸内の便の量も減っているため、便意も起こりにくくなってしまいます。

 

 

弛緩性便秘になるとお腹の張ります。
腸内で有害ガスなどが発生するため、お腹の張りも強くなるのです。

 

さらに排便ができても残便感が残り、スッキリしません。
このため、排便を促すために刺激性の下剤を常用する人がいますが、薬には習慣性があるので下剤依存症になってしまうこともあり、お奨めできません。
そのうえ薬の使用頻度が高まるほど腸が正常に働かなくなってしまいます。
使用する場合は医師に相談してからにしてください。

 

弛緩性便秘の改善するためには、毎日3食、バランスのよい食事を心がけることが大切です。
便秘を解消するには食物繊維を摂ると良いと言います。
たしかに食物繊維は便に水分を含ませ、便をやわらかくする効果がありますが、便の全体量が少ないと、そもそも便意そのものが起こりにくくなるため、他の食材もバランスよく食べて便の量を増やす必要があります。

 

また、ヨーグルトやオリゴ糖といった腸内環境を整える健康食品を積極的に摂るようにします。

 

また、筋力をつけるために、適度な運動を心がけましょう。
急に激しい運動をすると危険なので、ウォーキングなど新陳代謝を高める有酸素運動をお奨めします。

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